〜ひとつのドメインの名前のつけ方、提案します。〜
世界では個人がオリジナルドメインを持つのが当たり前になりつつあります。アメリカでは約2000万のドメインが使われていると言われていますが、日本の JPドメインはまだ約50万。
まだまだ日本はドメイン発展途上なのが実情です。しかしこれから先、日本でも、個人が自分のオリジナルドメインを持つことがますます当たり前になってくるでしょう。ドメインとは「インターネット上の空間」のこと。
つまり、オリジナルドメインはその「自分の空間の名前」にあたるものです。
もし、あなたがインターネット上にあなた自身の空間を持つことができるとしたら、どんな名前をつけますか? その名前をつけるのに、決まりはありません。
自分の好きな名前でよいのです。あなたに名付けられたその空間が、あなたの未来に新しい可能性をもたらすかもしれません。
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ネコの家族なので「cat-family.com」という名前をつけました。このドメイン名で家族それぞれがメールアドレスを持つことができます。父親のミケのメールアドレスは
mike@cat-family.com、母親のブチはbuchi@cat-family.com、息子のタマはtama@cat-family.comに決めました。そこに、新しい家族のトラが誕生します。
父親は赤ちゃんにtora@cat-family.comというメールアドレスをプレゼントし、母親は、子育て日記として、デジカメで撮ったトラの成長記録のホームページを作成することに。
URLはもちろん、「http://www.cat-family.com」。田舎のおじいちゃんやおばあちゃんも毎日インターネットを通じて孫の成長を見ることができるので、大喜び。
またわかりやすいドメインなので、日本中からのアクセスもたくさん来るようになり、今ではすぐに大きくなる赤ちゃんのベビー服やベビーベッド交換会もお母さん同士で始まり、
ホームページの掲示板は子育て奮闘中の母親の意見交換の場になりました。一方、父親のミケは、フリーの仕事用にoffice@cat-family.comというメールアドレスを持つことにしました。今まではフリーの仕事と、会社用、そしてプライベート用のメールを分けることができなかったのですが、このアドレスにしてから実質的にも精神的にもフリーの仕事、会社そしてプライベートに一線を画すことができるので、仕事の効率もアップ。息子のタマもメール友達からうらやましがられるらしく、ちょっと誇らし気。こうして、このネコの家族はオリジナルドメインを通して新しいライフスタイルを見つけたのでした。
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小さい事務所を経営しているミケさん。名刺に自分の会社のドメインを印刷できたらかっこいいなと思い、mike-office.comというドメインを取りました。さっそく名刺にこのオリジナルドメインのメールアドレスmike@mike-office.comを印刷することに。今までプロバイダ名の入ったアドレスを使っていたミケさん、このアドレスに変えてから初対面の方にもすぐに覚えてもらえ、営業的にも取引先からの信用度がアップ。しかも、社員が増えた場合でも自分でメールアドレスを追加でき、変更や削除も簡単にできるので、社内の事務手続きもスムーズになりました。また、会社の封筒やパンフレットなどにもオリジナルドメインのメールアドレスやホームページのURLを印刷。ホームページもオリジナルのURL:http://www.mike-office.comに引っ越ししたとたん、アクセス数が飛躍的に増え、会社のイメージアップはもちろん、宣伝効果も抜群で、売り上げも以前と比べてかなり上昇しました。最初は気軽な気持ちでオリジナルドメインを取ったミケさんですが、結果的に社会的な信用度が得られ、社内の事務的なことも自分で簡単にできるようになりました。ドメインを取ることでこんなに仕事がしやすくなるとは、ミケさん本人もビックリしています。
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「ドッグス」というチーム名にちなんで、「dog-team.jp」という名前をつけてみました。最初は「dog-team.com」で検索したけれど、すでに取得されていたので、「dog-team.jp」ですんなり決定。もちろん、ナイン全員にドメイン名の入ったメールアドレスが与えられます。それぞれpochi@dog-team.jp、chibi@dog-team.jp、shiro@dog-team.jp、kuro@dog-team.jp、taro@dog-team.jp、jiro@dog-team.jp、hachi@dog-team.jp、riki@dog-team.jp、inu@dog-team.jp。練習の連絡、変更などはもちろんメーリングリストで。今まで電話で連絡網をまわしていたので、情報も確実ではなく、まわるのも遅かったのだけど、メールにしてからは確実に、しかも速くみんなに伝えることができるようになりました。そしてチームの公式ホームページを作成し、試合結果や練習風景などを掲載。それを見た地元の大人達が応援団を結成し、毎回試合の応援をしてくれるように。また、ホームページを見てチームに入りたいという希望者や、他の野球チームから試合の挑戦状なども届くようになりました。今までは練習試合だと公共のグラウンドをなかなか貸してもらえなかったのですが、ホームページやオリジナルドメインを持っていることで信頼されるようになり、快くグラウンドを貸してもらえるようになりました。でもチームのオリジナルドメインを持って一番の収穫は、なんといってもみんなが団結心を持つようになったこと。お互い励ましあったり、未来の夢を語り合ったり、チームの実力もぐんぐんアップ。このまま行けば、全国大会優勝も夢じゃない!?
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あなたならどんな名前をつけますか?
これらの例は、オリジナルドメインの名前のつけ方のほんの一例です。ドメインは個人でいくつでも取得できますから、家族用に、仲間同士のサークル用に、仕事用に、趣味用に、あらゆる生活の場面でドメインを活かすことができるでしょう。もちろん、ドメインを活かす場は人それぞれ。だって私たちの生活の中には、人と人とのつながりがたくさんあるのですから。自分のお店を宣伝するためでもいい。プライベートと仕事とに一線を画すためでもいい。恋人に、ふたりだけのドメインをプレゼントするためでもいい。オリジナルドメインの名前のつけ方にはまったく決まりがありません。自由に、どんなものを作ってもいいのです。あなたのライフスタイルに合わせて自分流のオリジナルドメインの名前を見つけてください。「自分の空間」をあなたらしく創造するために。その最初の一歩。あなたならどんな名前をつけますか?
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