この数年、デジタルなコミュニケーションは、私達の生活にとても身近なものとなりました。
「知りたいことがあれば、ホームページで情報を検索する」「毎日、メールをチェックする」というのは、ごく日常的なことになっています。
もはや、インターネットは、仕事や交友関係において必要不可欠なツールとなったと言えるでしょう。
ほんの数年前には、ちょっと敷居が高く見えたインターネット・テクノロジーが、あっという間にここまで来てしまったことを考えると、「さて、次なるステップは何だろう？」というクエスチョンが、期待と共に湧いてきます。
一歩先に手をのばしてみたくなる人がいるからこそ、「非常識」が「常識」となっていくのかもしれません。
つい先頃まで、一般的なインターネットの利用法と言えば、とりあえずプロバイダと契約してダイヤルアップ接続し、メールの送受信をしたり、Webをブラウジングしたり、プロバイダの中に自分のホームページのスペースを間借りして公開するということでした。
けれども、これからのインターネット利用法は、個人や組織のアイデンティティのステージを広げ、世界に向けて発信する、そのことが新しい「常識」になっていくのではないかと、リンククラブは考えております。
たとえば、「ドメインの所有」。
今まで、メールアドレスには自分が契約しているプロバイダから与えられたものを利用することが一般的でしたが、これからは、自分だけのオリジナル・ドメインを持つことが、「新常識」になっていくでしょう。ドメインをどんな名前にするかということで、個人やグループのオリジナルな個性を表現することができるからです。アクセスの方法は変わっても、世界的な機関から取得したドメインは、常に変わらずあなたのものであり続けます。
そしてもちろん、Webアドレスも、そのデータを世界中のどこに置いていようとも、公開されるアドレス表示は、独自のものであり続けます。
また、インターネットは双方向のネットワークであることに、最大の特徴があります。自分自身のサーバスペースを確保することによって、BBSを設置したり、アンケートを取ったり、メールマガジンを発行したりという、新しいコミュニケーションの場を飛躍的に広げることが可能になります。
このような技術は以前から利用されてきたものではありますが、そこには専門知識と運営コストという大きな壁が存在していました。
リンククラブ・ホスティング サービスは、誰もがあたり前のように利用していただけるサービスを目指して誕生しました。
高度な専門知識がなくても、専任の技術スタッフがいなくても、Web上で順を追って設定してゆくだけで、様々な運営管理ができるようなサービスです。たとえば、メールアカウントの追加、変更、削除、メーリングリストの管理やメールマガジンの発行まで、Web上から簡単に管理できるようになっています。
わかりやすく、安全で、リーズナブルなサービスをご提供する根底には、リンククラブが世界最大のMacユーザクラブとして培ってきた、「ユーザの立場に立った視点から考える」という思想が活かされています。
リンククラブは10年前に誕生しましたが、会員の声を元に進化をし続けるインタラクティブ組織として、現在では、Windowsユーザ、UNIXユーザなどOSにかかわらず会員数10万人という、多くの方々にご利用いただく組織となりました。8年前には、リンククラブ・インターネットをスタートし、日本全国570ヵ所以上のアクセスポイントを持つプロバイダとして運営しております。世界のコンピュータ会社やユーザ組織との共同研究や情報交換、交流は今も活発に行われています。
このような実績があってこそ、このリンククラブ・ホスティング サービスを新しい進化の形としてご提供することができるのです。
ひとりひとりが、自分のアイデンティティを持つネットワーク。
すぐそこまで来ている一歩先の常識を実現できるよう、リンククラブ・ホスティング サービスがお手伝いできれば幸いです。
現在、そして未来のインターネットの「カタチ」を、これからもユーザの皆様と共に創り上げていきたいと思っています。
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