あるメールアカウントに、通常使用するメールアドレスに加え、別のメールアドレス(エイリアス)を割り当てます。なおエイリアス管理は、管理者としてログインした場合にのみ行うことができます。

●ヒント
 メールアドレスのエイリアスは、「そのメールアカウントのメールアドレスに対する別名定義」ですので、メールアカウント数にはカウントされません。 メールアドレスのエイリアスの使い方としては、たとえば「foo@bar.com」というメールアドレスに、「webmaster@bar.com」というエイリアスを設定しておき、ホームページに記載しておく、などが挙げられます。

 この場合は「そのWebサイトの管理者である」という意味を持つメールアドレスを、実際にサイト管理を行うユーザのメールアドレスのエイリアスとして使用した例ですが、このように、「使用目的に応じた意味を持つメールアドレスを、新たなメールアカウントの発行なしに、実際にその作業を行うユーザのメールアドレスに割り当てる」というのが、メールアドレスのエイリアスの一般的な使い方です。

 また「リンクメール」では、メールアドレスのエイリアスは「リンクメール」でお使いのドメイン以外のメールアドレスにも設定できます。したがって、たとえば携帯電話のメールアドレスを指定したメールアドレスのエイリアスを作っておき、「緊急時のメールアドレス」として相手先に連絡しておくことで、「緊急時にも受け取れる自分のドメインのアドレス」として利用するなどの使い方も考えられます。



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エイリアスの追加



1.管理者としてログインします。
ID: root@お客さまのドメイン
パスワード: 申込み時に発行されたパスワード、またはお客さまによる変更後のパスワード


2.「管理者設定」の下にある「エイリアス管理」をクリックします。



注意
管理者としてログインしないと、「管理者設定」の各項目は表示されません(ただし、メーリングリストの設定の際、メーリングリストの管理者として登録されたユーザの場合は、「管理者設定」に「メーリングリスト」という項目が表示されます。詳しくは「メーリングリスト」を参照してください)。



3.「追加」をクリックします。



注意
メーリングリストを設定している場合、この画面に「imailsrv」「メーリングリスト名(※画面の例ではm1001)」「メーリングリスト名-owner」「owner-メーリングリスト名」というエイリアスが表示されます。これらのエイリアスを削除しますと、メーリングリストを使用できなくなりますのでご注意ください。



4.以下の項目を入力します。

エイリアス名 エイリアスとして用いるメールアドレスのユーザID部分。使用できる文字は半角英数字およびハイフン(-)、アンダースコア(_)のみで、45文字以内で入力
転送先 エイリアスとして作成したメールアドレス宛に送られたメールを転送したい、メールアドレスを入力。改行で区切ることで、複数の転送先を登録することも可能

●ヒント:「nobody」エイリアス
たとえば、「エイリアス名」として「nobody」を指定すると、「そのドメインに存在しないアカウント」宛のメールを受信する転送先を指定することができます。
メールアドレス(メールアカウント)の入力ミスなどでメールが届かない、というトラブルを避けるのに有効な機能ですが、メールアドレス(メールアカウント)を間違えた送信者に対しエラーメッセージは配信されませんので、手動で「メールアドレス(メールアカウント)が間違っている」旨返信するなど、「そのドメインに存在しないアカウント」宛のメールを管理するユーザがきちんと状況を把握するよう、注意してください。



●ヒント
たとえば「エイリアス名:」に「webmaster」、「転送先:」に「foo@bar.com」というメールアドレスを設定した場合は、「webmaster@[自分のドメイン]」宛に送信されたメールが、「foo@bar.com」に転送されます。


5.「保存」をクリックして、「エイリアスが追加されました。」というメッセージが表示されれば、エイリアスの追加は成功です。

注意
エイリアスの転送先に指定できるメールアドレスは、1つのエイリアスにつき4個までとなっています。




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エイリアスの転送先の確認



1.管理者としてログインします。
ID: root@お客さまのドメイン
パスワード: 申込み時に発行されたパスワード、またはお客さまによる変更後のパスワード


2.「管理者設定」の下にある「エイリアス管理」をクリックします。



注意
管理者としてログインしないと、「管理者設定」の各項目は表示されません(ただし、メーリングリストの設定の際、メーリングリストの管理者として登録されたユーザの場合は、「管理者設定」に「メーリングリスト」という項目が表示されます。詳しくは「メーリングリスト」を参照してください)。


3..転送先を確認したいエイリアス名をリストから選択し、「表示」をクリックします。




4.選択したエイリアス名に対する転送先メールアドレスを確認します。



注意
この操作で行えるのは、転送先メールアドレスの確認のみです。




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エイリアスの転送先の変更


1.管理者としてログインします。
ID: root@お客さまのドメイン
パスワード: 申込み時に発行されたパスワード、またはお客さまによる変更後のパスワード


2.「管理者設定」の下にある「エイリアス管理」をクリックします。



注意
管理者としてログインしないと、「管理者設定」の各項目は表示されません(ただし、メーリングリストの設定の際、メーリングリストの管理者として登録されたユーザの場合は、「管理者設定」に「メーリングリスト」という項目が表示されます。詳しくは「メーリングリスト」を参照してください)。



3.転送先を変更したいエイリアス名をリストから選択し、「編集」をクリックします。




4.選択したエイリアス名に対する転送先メールアドレスを変更し、「保存」をクリックします。




5.「エイリアス "エイリアス名" は変更されました。」というメッセージが表示されれば、転送先メールアドレスの変更は成功です。




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エイリアスの削除



1.管理者としてログインします。
ID: root@お客さまのドメイン
パスワード: 申込み時に発行されたパスワード、またはお客さまによる変更後のパスワード


2「管理者設定」の下にある「エイリアス管理」をクリックします。



注意
管理者としてログインしないと、「管理者設定」の各項目は表示されません(ただし、メーリングリストの設定の際、メーリングリストの管理者として登録されたユーザの場合は、「管理者設定」に「メーリングリスト」という項目が表示されます。詳しくは「メーリングリスト」を参照してください)。



3.削除したいエイリアス名をリストから選択し、「削除」をクリックします。


注意
メーリングリストを設定している場合、この画面に「imailsrv」「メーリングリスト名(※画面の例ではm1001)」「メーリングリスト名-owner」「owner-メーリングリスト名」というエイリアスが表示されます。これらのエイリアスを削除しますとメーリングリストを使用できなくなりますのでご注意ください。



4.「エイリアス"エイリアス名"は削除されました。」というメッセージが表示されたら、エイリアスの削除は成功です。



注意
「削除」をクリックすると、警告なしでそのエイリアスが完全に削除されてしまいますので、この操作は慎重に行ってください。